P.A.I.(パーソナル人工知能)を開発するオルツは2日、オンラインビデオ通話を介して多言語で話すことができる「AI通訳」をベータ公開した。
「AI通訳」は、同社のデジタルクローン技術と、分散演算基盤エメスの高速演算を用い、入力された音声と映像を別言語の音声を発話している状態に超高速で書き換えるもの。
これにより、ビデオ会議の相手方からは、こちらが多カ国語を話しているかのように見えることになるという。
今回のベータリリースでは、技術的な課題の改善に協力くれる人達に限定した、招待制での提供となる。
現在オープニングフェーズにある分散演算基盤「エメス」において、演算力提供者数が増えてきている。この演算力の拡大によって、サービスが充分に安定した段階で、「AI通訳」はオープン化される予定だという。
「AI通訳」は、機能を試すためのお試しプランを、5000円/10分で提供している。まず、こちらで動作確認した上で、必要に応じて、グローバルな事業展開に便利な、毎月5時間まで10万円/月でスタンダードプランを利用できる。