「LOVOT」、聖マリアンナ医科大学の医療従事者に約3カ月間無償で提供

ロボットベンチャーのGROOVE Xは27日、新型コロナウイルス感染拡大の中、聖マリアンナ医科大学にて最前線で治療にあたる医療従事者へ、心のケアを目的として『LOVOT』 8体を2022年1月までの約3カ月間無償で提供すると発表した。

新型コロナウイルスの収束の目途が見えない中、医療の最前線で働く医療従事者は、不規則な勤務や夜勤があり、精神的ストレスが非常に多い環境で勤務している。そのような状況を踏まえ、同社は、新型コロナウイルス感染患者の受け入れをしている、聖マリアンナ医科大学の医療従事者へ『LOVOT』計8体を無償で提供する。

期間は2022年1月までの約3カ月間を予定しており、『LOVOT』が少しでも日々の疲れを癒す存在となり、メンタルコンディショニングを整える一助になればという。

勤務犬モリス

聖マリアンナ医科大学は、大学病院で初めて勤務犬による動物介在療法Animal Assisted Therapy AATを導入した 病院。重い病と闘う患者やその家族に情緒的安定や闘病意欲の向上を促進させるために、愛ある医療実践の一端を担っている。

そのような先進的な取り組みを行っている聖マリアンナ医科大学と共同で『LOVOT』を使ったロボット介在療法の実証実験を現在行っている。人間とロボットが互いに良い影響を与え合う、新たな関係性の構築を目的とし、日々実証実験に取り組んでいます。コロナ禍のメンタルケアの観点からも今後も注目の分野だという。

聖マリアンナ医科大学 動物介在療法
実証実験のお取組み詳細note  

関連URL

『LOVOT』 
GROOVE X

関連記事

注目記事

  1. 2024-11-13

    手術室の主役は「人」から「AI・ロボット」へ 病院に於ける「AI・ロボット」の利用状況

    AIホスピタルは、医療分野における革新的な取り組みとして注目されている。特に「AI・ロボット」は、病…
  2. 2024-11-2

    「AI博覧会 Osaka 2025」2025年1月22日~1月23日開催

    AIポータルメディア「AIsmiley」を運営するアイスマイリーは、2025年1月22日(水)~1月…
  3. 2024-9-27

    アイスマイリー、AI検索システムカオスマップ 2024を公開

    AIポータルメディア「AIsmiley」を運営するアイスマイリーは26日、各業界のDX推進の支援の一…
  4. 2024-9-19

    小学校の授業における生成AIの活用と文科省ガイドライン

    小学校の授業における生成AIの活用は、教育の質を向上させる新たな可能性を秘めている。生成AIを活用す…
  5. 2024-9-13

    「生成AI大賞2024」エントリーの受付を開始

    Generative AI Japan(GenAI:ジェナイ〉」)は12日、日経BPが発行・運営する…

カテゴリー

最近の投稿

ページ上部へ戻る