AIオートメーション技術を軸にグローバルで事業展開を行うバベルは28日、Web会議自動記録・分析クラウド「ailead(エーアイリード)」において、ZoomやGoogleMeetなど対応ツールのWeb会議のURLをailead上に入力するだけで、自動で録画・文字起こし・分析が出来る新機能をリリースしたと発表した。
これにより、社外の顧客が設定した会議などの自分がホストでないWeb会議や、会議の途中からの録画などが可能になり、ailead上でより多くのWeb会議記録を一元管理出来るようになる。
新型コロナウィルス感染症の流行に伴い、ビジネスにおけるWeb会議の利用が一般化した一方、急速にリモートワーク化を強いられた営業組織では新たに多くの課題が生じている。
「セールス組織に関する調査レポート2021」によると、8割以上の営業パーソンが「営業スキルのばらつき」や「パフォーマンスの差」に課題を感じていることが明らかにされており、営業組織におけるスキルの属人化や、成果の再現性の低さが問題となっている。
近年営業組織の育成体系として、営業活動のデータを活用して継続的に優秀な営業パーソンを輩出する仕組みである「セールスイネーブルメント」の導入が、海外から始まり日本国内でも急速に拡大している。
「Fifth Annual Sales Enablement Study(2019)」によると、全世界におけるセールスイネーブルメントの導入率は2013年からの6年間で3倍強に増加し、さらに2019年には大企業だけでなく、51~250名の中小企業でも7割以上が導入しているとされており、この傾向はリモートワークの普及に伴い、更に拡大すると予想されている。
このセールスイネーブルメントの実現には、組織内の営業活動に関連するデータを包括的に活用可能な仕組みが重要となる。今回リリースした新機能により、ailead上で更に多くの営業データの一元管理が可能となり、営業組織全体のセールスイネーブルメント基盤をより強固に構築することが可能になるという。
「ailead(エーアイリード)」は、オンライン商談時代の営業人材育成のサポートと、組織内の情報共有を効率化することで、営業組織全体の成果を最大化するクラウド型オンライン商談管理・分析サービス。リモートワーク・オンライン営業時代の組織課題を解決し、営業がより長く顧客と向き合える組織環境の構築を目指しているという。