
AI-Labは11日、自然言語処理APIを使った新規ビジネスやサービスの創出、PoCなどに取り組むパートナー企業を募集すると発表した。
パートナー企業には、独自の自然言語処理APIの無料ライセンスを提供することで、同じ熱意を持ち共にAI技術の社会実装推進を目指すとしている。
独自の自然言語処理技術「機能素解析」「特徴語解析」は、契約書やカルテ、ニュース記事などの文字が大量に書かれた書類をAIが読解する。
単に品詞ごとに分解するものではなく、「語と語のつながり」並びに「語の機能(役割)」に着目することで、一般的な自然言語処理で用いられる「形態素解析」よりも高い精度で、特定要素の抽出や要約の作成ができることが特徴。同社では、この機能を「機能素解析」と呼んでいる。
また、最新のニュース記事をクロール後、機械学習を行い、名詞や述語の特徴度と重要度を分析。ポイント化された重要語のリストを自動作成しています。そのリストを使い、文章内での重要且つ特徴的な語句を解析することも可能。同社ではこの機能を「特徴語解析」と呼んでいる。
パートナー企業への応募概要
採択基準
・事業共創仮説をお持ちであること
・本格共同研究に進むにあたっての体制を整備いただけること
・イノベーション実現のための熱い気持ちをお持ちであること
応募の流れ
1.専用フォームから申込み
AI-Lab公式サイト内の応募フォームから企業概要と申込背景を送付。
2.弊社にて事業共創可能性の検討(一次審査)
申込内容をもとに可能性を検討。
3.弊社にてヒアリング・事業共創可能性の検討(二次審査)
必要に応じてNDAを締結し、具体的な内容を打合せ。
4.自然言語処理AIのAPIを提供
パートナー企業へ提供。
5.サービス開発
同社が提供したAPIをもとにサービス開発を依頼。
6.サービスの実証実験
7.サービスの開始 *期間は個別調整