Ideinは23日、エッジAIプラットフォーム「Actcast」の累計登録台数が1万台を突破したと発表した。
Ideinは、画像や音声等の解析技術を用いて実世界のデータを収集・活用できるようにする日本最大級のエッジAIプラットフォーム「Actcast」を展開している。2020年1月の正式版リリースから約2年となる2022年3月、Actcastの累計登録台数が1万台を突破し、今後も引き続き急速な拡大が見込まれるという。
急成長の背景には、Actcastの特長であるデバイスの「大規模運用」・「遠隔運用」と、同社の技術力や運用実績が評価されたという。例えば、全国展開する大手小売店の店頭や接客カウンターなどにもAIカメラやAIマイクが導入され、1案件あたりの導入台数が増えていることも1万台突破に大きく寄与している。
「Actcast」の特長
・高度なAI解析をクレジットカードサイズの小さく安価なデバイスでできるため、デバイスのコストを劇的に削減できる(通常は数十万円のデバイスを使用するようなAI解析を数千円のデバイスで使用可能)
・同社独自の高速化技術によりデータの軽量化をすることなく最先端のAI解析ができる
・様々なセンシングデバイス(カメラ、マイク、温度計等)を使用して、多様な実世界の情報を収集・活用できる
・リモートで複数デバイスの管理・運用ができる
・エッジAIを用いるためプライバシーに配慮しながら利用できる