ソラコムは5日、デバイス通販サイト「SORACOM IoTストア」において、エッジAI処理に特化したプロセッサ搭載のIoTゲートウェイとSORACOM IoT SIMがパッケージになった「Armadillo-IoTゲートウェイ G4 LTEモデル for SORACOM スターターキット」を提供開始た。あわせて、IoT DIYレシピ「IoTで、室内の人数とCO2を可視化」を無料で公開した。
「SORACOM IoTストア」では、活用実績のあるIoTデバイスを提供している。加えて、初めてIoT活用に取り組む人をサポートする目的で、具体的なIoT活用シーンを想定して、必要となる機材一覧と開発方法を記載した手順書「IoT DIYレシピ」を無料で公開している。
アットマークテクノが提供する「Armadillo-IoTゲートウェイ G4 LTEモデル」は、小型・ファンレス設計にも関わらず、高負荷のかかるエッジAI処理や機械学習も実現する。本デバイスは様々な現場での顔認識や人物検知、製造・建築業におけるAIソリューションなどでも多数の活用実績がある。
あわせて、アットマークテクノとの協業により、会議室管理システムを開発するIoT DIYレシピ「IoTで、室内の人数とCO2を可視化」を無料で公開する。本レシピでは、本製品に接続されたWebカメラとeCO2等を計測できるセンサの情報から、クラウド上のダッシュボードで会議室内の人数(AIでカメラ画像から人数を推定)や環境センシング値の変化を確認することができるほか、設定した基準値を超えた場合にメールで通知する機能もあり、リモートから会議室の状態を把握・管理することができる。
引き続き、ソラコムではIoTの導入を支援するデバイスおよび「IoT DIYレシピ」のラインナップを増強していくとしている。
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