IVRy、ChatGPTと会話できる「電話GPT」 公開1週間で利用件数1万件を突破
月額3000円から使える電話自動応答サービス「IVRy(アイブリー)」を提供するIVRyは23日、OpenAI社が開発・提供する「ChatGPT」と電話で会話できる「電話GPT」の利用者数が1万件を突破し、累計通話時間は、350時間を超えたことを発表した。(2023年3月19日時点)
「電話GPT」は指定の番号に電話をかけるだけで、OpenAI社が開発・提供する「ChatGPT」と電話で会話できるサービス。手持ちの固定電話やスマートフォンなどから、下記番号に電話をかけ、質問をするだけで、ChatGPTによる回答を音声で受けることができる。本番号への架電時の通話料は利用者の負担となるが、利用に際して、特殊なアプリをダウンロードすることや会員登録などの手間は一切ない。
「電話GPT」電話番号 050-1807-3316
「大規模言語モデル」を活用し、チャットテキストの問い合わせに対して、AIが回答を行うサービス「ChatGPT」は、2022年11月30日のリリース以降、2023年1月にはユーザー数1億人を突破し、現在も急増を続けている。
そんな中、同社は「ChatGPT」と電話で会話できる「電話GPT」を開発し、一般の人々にも利用できるデモ版の電話番号を発行。自然言語処理や音声認識技術の社会実装の実現に向けて、試験的に特別公開した。
今後、同社は累積5000アカウント以上のIVRyの独自データとGPT-4/ChatGPT等のAI/ML技術を組み合わせることで、より自由で本質的な働き方改革をすべての企業に提供できるよう推進していくとしている。