AVITA、ChatGPTを活用したアバターチャットボット機能(β)をAVACOMで提供開始
AVITAは23日、同社が開発・販売するアバターオンライン接客サービス「AVACOM」で、ChatGPTを活用した、自動対応と有人対応のハイブリッドなアバターチャットボット機能(β)の提供を開始すると発表した。
「AVACOM」はアバターによるリモート接客によって、店舗や受付などの無人化・省人化、Webサイトでのオンライン接客(問い合わせ対応やインバウンドセールス)が実現可能なサービス。
これまでも一部の自動対応機能により接客の効率化を実現してきたが、今回ChatGPTを活用することで、これまで以上に自動対応で接客できる範囲を広げることが可能になる。
これによってオペレーターは、有人での対応が必要となる接客プロセスにだけ集中して取り組むことができるようになるため、より少人数での複数拠点対応や、接客業務と他の業務とのマルチタスクが可能になるなど、高い接客品質を維持したまま、効率的なリモート接客を行うことができる。
なお、ChatGPTによる回答が顧客が期待する内容と異なる場合などは、顧客の要望に応じてChatGPTでの自動対応からオペレーターによる有人対応への切り替えも可能。
「AVACOM」は、アバターやAI技術によって接客を効率化するオンライン接客サービス。
マルチプラットフォームに対応しており、WEBサイト上でのオンライン接客による売上や問い合わせ効率の向上、店舗や受付でのリモート接客による無人化・省人化、人手不足の解消に貢献する。AVACOMと大阪大学基礎工学研究科の教授でもある石黒浩氏の20年以上ものアバターに関する研究成果(70件以上もの特許の実施権、実証実験で得たノウハウなど)を掛け合わせることで、大手企業から中小企業まで幅広くDXの支援を行ったり、アバターによる新しい働き方や雇用を生み出している。