“指先で考えるロボットハンド”の実現に取り組むThinker(シンカー)は、6月8日から大阪で開催される「関西ロボットワールド2023」に、新製品「近接覚センサーTK-01」を出展する。
「関西ロボットワールド2023」は、最新のロボットや次世代モビリティが一堂に会する、いま注目のテックイベント。当日は会場で、「近接覚センサーTK-01」を取り付けた小型ロボットハンドを用い、これまでロボットハンドでの取り扱いが難しいとされてきた透明素材で出来たモノのピッキングのデモンストレーションなどを実施する。
「近接覚センサーTK-01」は、赤外線とAIを組み合わせた独自の高速・高分解能なセンシングにより死角部分を含めたモノの位置と形を非接触で把握する。これにより、従来の産業用ロボットでは難しいとされていた鏡面・透明物質の取り扱いや、現場環境に応じた臨機応変なピックアップが可能となり、ロボットハンドによるピッキングの可能性を飛躍的に広げることができる。また、ティーチングの時間や労力を大幅に軽減できることから、これまでとは異なる領域でのロボットハンドの活用も期待されています。5月23日から受注開始(7月31日より順次出荷予定)。
■関西ロボットワールド2023
急速に発達・発展する注目度の高いロボットや次世代モビリティ産業での開発・導入を促進する専門技術展。
開催会期:2023年6月8日(木)・9日(金) 10:00~17:00
開催会場:インテックス大阪5号館 (弊社ブース番号:2-13)