LegalForce、英文契約書の和訳を見ながら契約審査が可能な「翻訳」機能を提供開始

LegalOn Technologiesは20日、AI契約審査プラットフォーム「LegalForce」で、英文契約書の和訳を見ながら契約審査が可能になる「翻訳」機能のオープンβ版を提供開始した。

英文契約書と契約書の訳文を「LegalForce」の同画面内に表示しながらの審査が可能となることで、英文契約書における契約審査の効率化を支援する。

現代は、グローバル化によって海外との取引が拡大し、法務業務でも英文契約書審査を行う機会が増加傾向にある。英文契約書は和文契約書と比較して、網羅的な定めをすることがより重要になる点や、準拠法・合意管轄条項の重要性が高い点など、特有の留意点がある。そのため、英文契約書を締結する際には、和文契約書以上に慎重な審査が必要となる。

今回、翻訳機能の提供を開始することで、英文契約書と契約書の訳文を「LegalForce」の同画面内に表示しながらの審査が可能となる。これにより、英文契約書における契約審査の効率化を支援する。

「LegalForce」では、英文契約書の審査を支援するため、これまでNon-disclosure Agreement(秘密保持契約)やService Agreement(業務委託契約)など、14類型の英文契約書に対応する自動レビュー機能を提供してきた。今回、「翻訳」機能を搭載したことで、自動レビュー機能に対応する契約類型では、自動レビュー後に表示される指摘事項を和訳と照らし合わせながら確認できることで、英文契約書の審査の効率化を支援する。

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「LegalForce」
LegalOn Technologies 

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