アラインは7日、外部データ提供サービス「ソトミル」にチャット機能「ソトミル.チャット」を追加したと発表した。
ソトミル.チャットは、社内DB や機密情報に安全にアクセスし、チャット形式で質問、問い合わせができるサービス。
生成AIの基盤モデルには Google 社の PaLM2 を利用しており、質問を含むすべてのデータは暗号化され基盤モデルに入力されて応答が生成される。また、PaLM2 が社内DB に直接アクセスすることはなく、アプリケーションを介して社内DB にアクセスするためのクエリを発行する。基盤モデルのトレーニングにデータが使用されることはない。
ソトミル.チャットは社内業務の効率化に役立つサービス。ソトミル.チャットを利用することで、社内DB や機密情報に簡単かつセキュアにアクセスし、質問や問い合わせをすることができる。これにより、例えば発注や在庫管理を行う業務部門の担当者は、商品や拠点の情報、販売実績や直近の予測値などを時間と手間をかけて調べる必要がなく、業務に集中することができる。
ソトミル.チャットの主な特徴
・チャット形式で社内DBや機密情報に関する問い合わせができる
・社内DB の特定の情報を自動的に分析してアラートをあげることもできる
・クエリとその実行結果を出力するため、回答の確らしさを確認できる
・社内DB に該当データのない質問には、汎用的な大規模言語モデルとして回答する
ソトミルは、社内外の様々なデータをリアルタイムに取得・蓄積し、高精度の予測と分析を行うサービス。
食品流通業における商品、客数、売上などのAI需要予測の実績が多くあり、食品ロス削減に貢献している。