学習サービス「SurpassOne」、ChatGPTを使ったAPI提供で法人向けサービスを開始

IT /AIシステムの開発・運用を行なっているSurpassOneは15日、学習サービス「SurpassOne(サーパスワン)」を法人向けサービスとしても利用できるよう、ChatGPTを使用したAPI提供を開始したと発表した。

学習サービスSurpassOneは、国家試験や人気資格、知識やスキルアップのための問題集など幅広い分野で作成・販売・購入が可能なCtoCプラットフォーム。問題作成をする講師は副業や本業にするためのステップアップとして活動でき、受講生はSurpassOneの利用によって就職や転職、リスキリングなどに役立ててることができる。

法人向けの学習サービスは、オンラインで効率よく、大量に教材が作成できる内容。同社独自で開発した問題生成AIを使って社員の作業負担や効率性を解決する。

<コスト削減・教材の量産>
社員教育などの資料作成には人件費・時間などコストがかかるが、独自のAI技術とChatGPTを掛け合わせた自動生成AIの活用によって解消される。これにより、短時間での教材の量産、人件費などコスト削減が可能。

<カスタマイズで学習パフォーマンス向上>
会社の教育体制に合わせたカスタマイズが可能な点も特徴の一つ。固定のプランを用意せず会社に合わせたカスタマイズによって会社に適した機能を導入できる。API連携によって既に導入しているサービスを使用することも可能。一から新たにサービスを利用する必要がないため使い慣れたサービスをそのまま使用できる。

<データの一元管理で効率アップ>
既存の教材をサービス内で一元管理する。教材の統一でスムーズに取り掛かれたり、共有の円滑化により業務効率アップにも繋がりる。

学習サービス「SurpassOne」では実際に問題生成AIを利用できる。新規登録するとトップページよから問題生成ページに進む。受講生ページ、講師ページの2種類あるが、受講生ページでは最大50問、講師ページでは最大300問の問題生成が可能。問題生成AIでは問題のカテゴリーや利用目的、ゴールを選択・入力することで問題文の構成が自動で作成される。その後セクションや問題数が構成された問題集は編集・削除で自由に修正が可能。最後に問題集が公開され、実際に試してみることができる。

関連URL

「SurpassOne」
SurpassOne

関連記事

注目記事

  1. 2024-11-13

    手術室の主役は「人」から「AI・ロボット」へ 病院に於ける「AI・ロボット」の利用状況

    AIホスピタルは、医療分野における革新的な取り組みとして注目されている。特に「AI・ロボット」は、病…
  2. 2024-11-2

    「AI博覧会 Osaka 2025」2025年1月22日~1月23日開催

    AIポータルメディア「AIsmiley」を運営するアイスマイリーは、2025年1月22日(水)~1月…
  3. 2024-9-27

    アイスマイリー、AI検索システムカオスマップ 2024を公開

    AIポータルメディア「AIsmiley」を運営するアイスマイリーは26日、各業界のDX推進の支援の一…
  4. 2024-9-19

    小学校の授業における生成AIの活用と文科省ガイドライン

    小学校の授業における生成AIの活用は、教育の質を向上させる新たな可能性を秘めている。生成AIを活用す…
  5. 2024-9-13

    「生成AI大賞2024」エントリーの受付を開始

    Generative AI Japan(GenAI:ジェナイ〉」)は12日、日経BPが発行・運営する…

カテゴリー

最近の投稿

ページ上部へ戻る