ソフトバンクロボティクスは18日、同社の配膳・運搬ロボット「Servi(サービィ)」が、USEN-NEXT GROUPのUSEN協力のもと、大戸屋が運営する「大戸屋ごはん処」4店舗に順次導入すると発表した。今後さらなる導入店舗の拡大を検討していくという。
「Servi」は、飲食店やホテル・旅館、小売店などで従業員と共に働くことを目的に開発された配膳・運搬ロボットで、2月16日から販売が開始された。店舗の業務効率化や顧客満足度の向上に加えて、来店客との直接的な接触を削減するなど、ニューノーマル時代に合った使い方も可能。
大戸屋では、出来立ての定食を1秒でも早く客のテーブルに届け、温かい食事を提供するために従業員の配膳の補助役として「Servi(サービィ)」を活用する。
Serviの動作は滑らかで、料理や空いた食器を安定して運べる。客にストレスを与えることなくスムーズな配膳補助をすることで食事の場をより楽しい時間にするという。
新型コロナウイルスの影響で勤務を控えるアルバイト従業員が増えている中、「Servi」の活用でサービス力を補う。従業員の負担が軽減するので、多くの時間を他の接客業務に充てる事ができ、従業員の集まりづらい昼や夕方の早い時間帯に稼働する事で、営業効率の最大化を図る。今後においては活用方法を検討しながら導入拡大を検討するという。