CAMELは25日、新型コロナの質問に特化したAIチャットボットを開発し、全国の地方公共団体に無償提供を開始したと発表した。
急増する新型コロナ禍の状況下で、同社のAIチャットボット『Edia』を利用している全国79の地方公共団体で集積したログデータを解析し、新型コロナに特化したAIチャットボットを開発した。
住民サービスや職員の負担軽減に少しでも役立つため、全国の地方公共団体に、この新型コロナに特化したAIチャットボットを無償で提供する事にしたという。
■チャットボットの仕様
・選択肢に応じて正確な回答を返せる「シナリオ型」なので、間違った回答の心配がない。
・地方公共団体のホームページにバナー画像を貼り付けるだけで利用できる。
・地域住民はパソコン、スマホ、タブレット、またLINEなどでも閲覧できる。
・搭載しているQ&A数は約350項目ある。(2021年2月1日現在、随時増加中)
・導入した地方公共団体の作業は、例題解答を編集するだけで簡単に利用できる。
・問合せ数(応答数)は無制限。
・外国語に対応している。
(英語、中国語(簡体字)、中国語(繁体字)、韓国語、フランス語、タイ語、スペイン語、ベトナム語、インドネシア語、ポルトガル語、タガログ語、ネパール語)
・オリジナルのキャラクターを使用できる。
■主なQ&A
・ワクチン接種について
・感染者の状況は
・検査可能な医療機関について
・感染予防・対策について
・支援情報について
など約350項目