JX通信社は12日、運営するニュース速報アプリ「NewsDigest」内で提供する「AIワクチン接種予測」機能を大幅にアップデートしたと発表した。
4月12日から全国で新たに始まる、高齢者向けのワクチン接種に合わせたもので、全国的に予測スケジュールが従来から大きく変動している。
いわゆる「Withコロナ」の状態からいち早く脱出すべく、今年2月から医療従事者へのワクチン接種が始まった。そして、4月12日からは全国各地で65歳以上の高齢者に対するワクチン接種が始まる。
一方、「第一群」の医療従事者を対象としたワクチン接種の進捗率は、4月9日時点で23.44%(JX通信社調べ)に留まっている。引き続きこのペースで進むと仮定した場合、第一群の医療従事者の接種が一巡するのは数カ月先となる。
同社では、こうした昨今の情勢を踏まえて「AIワクチン接種予測」の大幅なアップデートを行った。その結果、全国約1700の市区町村の殆どで接種予測スケジュールが大きく変動する結果となった。
これらの中には、接種一巡が越年し、2022年までかかると予想された自治体もある。
本機能を既に試したことのある人も、接種時期の予測結果がどのように変わったのかを、改めて確認しすることを薦めるとしている。
「AIワクチン接種予測」機能は、NewsDigestアプリ(無料)内の「新型コロナ」タブから利用可能。