飲食店向け予約/顧客台帳サービス「トレタ」を開発・販売するトレタの子会社であるトレタCCは15日、飲食店の電話予約をAIで自動受付する「トレタ予約番」の提供をスタートした。
トレタ予約番は、飲食店にかかってきた電話をAIが自動で24時間365日対応するサービス。新規の予約を自動で受付し、トレタに自動配席・登録までを完了する。予約者に予約確定時のSMS配信も可能。個室希望の確認のほか、希望日時に空席がなかった際は別時間のリコメンドや、トレタ予約番で受け付けした予約であれば日時や人数の変更・キャンセルの対応も行う。
また、時間帯ごとに店舗への転送のオン・オフも可能で、営業時間中でも臨機応変に予約対応をAIに任せることができる。その際、予約者が店舗への電話の取次を希望した場合には、AIから店舗への転送を行うことも可能。転送の際には、AIが予約者情報や予約日時などを音声で伝えるため、受電した飲食店スタッフは、予約者に同じ質問を繰り返すことなくスムーズな応対ができる。
加えて、転送と同時にトレタ上でも予約者情報が表示されるため、すぐさま追加情報をトレタに反映でき、業務効率がアップする。一方、顧客にとっても24時間365日飲食店の予約ができ、電話が繋がらない、予約できないといったストレスから解放されるという。
さらに、上位サービスである「トレタ予約番 CAエスカレ」では、トレタCCの電話受付業務に特化した高いスキルを持つCA(コールエージェント)が、転送された電話応対を代行。AIとCAのハイブリッド対応によって、店舗の電話対応を大幅に削減しながらも、人による柔軟な対応が実現されるという。