Specteeは12日、大分県の災害対応・危機管理対応として、スペクティの提供するリアルタイム危機管理情報サービス『Spectee Pro(スペクティプロ)』を同県に納入したと発表した。
『Spectee Pro』は、AI技術を活用して情報解析し、いち早く正確に緊急情報を配信、被害状況を可視化する危機管理情報サービス。TwitterやFacebookなどのSNSに投稿された情報をもとに、自然災害や火災、事故等の緊急性の高い情報、感染症に関する情報など、100以上の事象を、市区町村、空港や駅、商業施設、観光地周辺といった対象と組み合わせて、「どこで何が起きているか」をリアルタイムに通知する。
大分県では、2016年の熊本・大分での大規模な地震以降、SNSによる県民からの投稿情報は迅速な対応に有用だと考え、複数のシステムを模索してきた。また、同地震では「熊本でライオンが逃げた」といったデマも拡散したため、より正確な情報を収集できるシステムの重要性を考慮し、この度その有用性が確認できたことから『Spectee Pro』を採用することになったという。