システム/IoTデバイス/AI/ロボティクスの開発技術をもとに ” 不可能を可能にする ” をミッションとして掲げるASTINAは、1日からAIを活用した外観検査装置の提供を開始した。
化粧品をはじめとしたランダム模様がある製品に対しても、傷の有無が確認できるように高精度化を実現。対応可能な領域も順次拡充の予定をしている。
製造現場には、製品に不良品がないかどうかを確認する外観検査がある。作業時間がかかることや、高度な知見が求められることもあり、初心者から熟練者までが担当している。
近年、このような検品作業者の人員不足や、知見の引き継ぎ等、非常に課題視されてきている。
今回は、上記の課題を解決するべく、AIとロボティクスによって「外観検査の自動化」をする装置を開発した。検品が難しいとされているランダム模様にも対応しており、化粧品をはじめとした製造現場の効率化を図れる。
ASTINAでは、AIを活用した仕分けロボット開発を推進しており、作業現場の効率化・自動化の支援ソリューションを展開している。この度そのAI技術を活かした「外観検査」の装置を開発。AI外観検査装置によって化粧品や衣類といった製品の外観検査にかかる工数を大幅に削減するという。ASTINAは今後も製造現場の生産性の向上及び自動化によって、産業発展に寄与できるよう取り組んでいくとしている。