レッグスとDXスタートアップのHogetic Labは7日、AIを活用したIPコンテンツ分析&物販売上予測システムを共同で開発したと発表した。
レッグスはこれまでもIPコンテンツを活用した販促・集客プロモーションや、グッズの物販を手掛けてきたが、想定に反し、用意したグッズが在庫切れとなってしまったり、逆に余剰在庫を最終的に廃棄せざるを得なかったりということがたびたび発生していた。その原因の一つとしてIPコンテンツの需要予測が挙げられ、その難しさは、レッグスのみならず業界全体の課題だと認識しているという。
そこでレッグスは、AIを積極的に活用したIPコンテンツ分析と物販売上予測システムの開発に取り組むことにした。在庫量を最適化することで、ファンにグッズができるだけ行き渡るようにしたり、廃棄となるグッズ在庫を少しでも減らしていき、環境負荷の軽減を目指し、SDGsの目標12「つくる責任、つかう責任」への取り組みにまでつなげたいと考えてる。
本件で開発したシステムは、アニメなどのIPコンテンツを使用したレッグス製作の商品に対し、Hogetic Labが開発するAIを用いたデータ分析基盤を活用し、IPコンテンツ分析と売上予測に基づいた最適な必要商品数を算出するシステム。購入意欲のあるファンのもとに届けることで、在庫切れや廃棄在庫を削減する。