PKSHA Technologyの子会社で、3DアルゴリズムとAI身体分析テクノロジーを強みとするSapeetは19日、自社が開発・運営する「シセイカルテ」のAI姿勢分析機能に、新たに歩行分析・動作分析機能を追加したと発表した。本機能を活用することで、スタッフによる説明の価値を向上し、顧客により施術効果を実感してもらうことが可能になったという。
「シセイカルテ」は、『寄り添う先端技術でヘルスケア経営をサポートする』をプロダクトビジョンとして掲げ、現場の利用者の声と最先端の技術をかけ合わせた開発を継続的に行っている。従来から、整体院・整骨院・接骨院・鍼灸院・カイロプラクティックなどの治療院を始めとしたヘルスケア業界向けに、”姿勢の歪み具合の可視化”を実現するAI姿勢分析機能を提供してきた。
静止画像を用いた姿勢解析の活用が広まっていく一方で、「歩行に現れる歪みを可視化したい」「歩行状態も一緒に蓄積したい」といった要望が治療院・リハビリ・介護業界の契約者を中心に多数あったという。今回、要望に応え、3秒間の歩行動画を解析・蓄積可能な機能を実装した。既存の姿勢分析機能同様、iPadで撮影するだけで分析が可能で、特別な装置の設置や装着は一切不要な手軽さを強みとしている。
今後も「シセイカルテ」は、契約者の要望に応じて、現場で必要とされる機能の開発に努めていくという。
関連URL
「シセイカルテ」AI姿勢分析機能
「シセイカルテ」電子カルテ機能
「シセイカルテ」AI歩行分析・動作分析機能紹介
Sapeet