アクサダイレクト、入院中の子どもたちと分身ロボット「OriHime」を通したリモート交流会を開催
アクサ損害保険(アクサダイレクト)は8日、地域貢献プログラムの一環として、コンタクトセンターのある旭川市の旭川医科大学病院小児科と遠隔操作型分身ロボット「OriHime(オリヒメ)」を使ったリモート交流会を11月に行ったと発表した。
同プログラムは、闘病のため長期間の入院生活を余儀なくされている子どもたちへの楽しい時間の提供を目的に、昨年に続き実施するもので、旭川市のコンタクトセンターに勤務するアクサダイレクトの社員が、入院中の0歳、5歳、9歳、12歳の子どもたちと分身ロボットを活用したリモートでのコミュニケーションを行った。
本企画は、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策のため、家族やご友人との面会が制限されるなど、困難な状況下で病気と闘う子どもたちを励ましたいという想いから、分身ロボットを使った「外の世界の体験」をプレゼントするもの。4 人の子どもたちと家族に、まず3 週間、分身ロボットを貸与し、そのロボットを通じて、学校の授業や社会科見学、修学旅行などへの参加や、家族での団らんなど、今まで制限されていたことを楽しんでもらうことが出来た。また、乳児である我が子との面会の機会が限られていたご家族は、ロボットを病室に置き、自宅からiPad を操作することで、子どもを見守りたいという願いを実現することができたという。体験の最終日には、子どもたちや家族の分身となったロボットをアクサダイレクトの旭川コンタクトセンターに招待し、交流会を開催した。
子どもたちからは「オリヒメをつかって、お父さんや弟とつなぐことができました。お父さんや弟と話せて、楽しかったです!」、 「修学旅行の様子を、オリヒメで見ることができて、本当にうれしかったです。みんなと同じように、修学旅行には行けなかったけれど、これはすごく特別な思い出になりました。」、「ガチャガチャ楽し かったね」などの感想を聞くことができたという。家族からは「在籍していた小学校(のお友だち)と交流できたのがとても良い思い出となりました。長い間会えていなかった友だちとオリヒメを通じて会話したり、入院中に進級したので、まだ行けていなかった新しい教室を見られたり、自席で授業にも参加することができました。」との感想が寄せられたという。