Capex、独自対話AIと人の対話時間が人同士の雑談平均所要時間と同等の水準を達成

対話AI・バーチャルヒューマン企業のCapexは7日、「PATONA(パトナ」アプリの1起動あたりの平均利用時間が人同士の1on1の雑談時間と同水準となり、AI と人の対話が人同士の対話同等の会話時間水準を達成したことを発表した。併せて、同社の強みである対話 AI・キャラクタライズの知見を活かし、企業キャラクターと企業の顧客とのインタラクティブな対話を実現し、企業と顧客の距離を縮め、身近で親密度の高いマーケティング・顧客接点確保に貢献する「 PATONA キャラクタープラットフォーム」の提供を開始した。

キャラクター対話 AI を企業のマーケティング活動に使うメリット
(1)企業キャラクターと顧客との 1on1 のインタラクティブな対話で、企業と顧客との距離を縮め、身近で親密度の高いマーケティング活動が実現できる。
(2)キャラクターが顧客体験の主体になることで、顧客との関係構築を積み重ねていくことができ、顧客エンゲージメントの向上に重要な役割を担うことができる。
(3)マーケティング活動のあらゆる顧客接点でキャラクター・対話 AI が活用でき、認知獲得から優良顧客化までの一連の顧客体験に統一感をもたらすことができる。

PATONA キャラクタープラットフォームで実現できること
(1) あらゆるユーザーと 1on1 の対話コミュニケーションを通じてユーザーの生の声を集めることができ、また顧客企業の考えを伝えることができる。
2020年12月にリリースした個人向けアプリ「 PATONA(パトナ)」で培った自然な会話が行える対話 AI を活用し、企業キャラクターと貴社顧客との1on1の会話を(LINE、WEBサイト、SNS、アプリで)実現することが出来る。それにより、企業は顧客の声を直接、個別に集めることができ、マーケティングや企画、または営業活動にフィードバックすることができる。また、企業の考えを顧客に伝える際にも活用することができる。
(2)対話を通じて商品理解・購買促進などの態度変容を実現し、CVR を改善する。
CV に合わせたコミュニケーション設計を行い、顧客とキャラクター AI が( LINE、WEB サイト、SNS、アプリ上で)インタラクティブに対話することで、サービス離脱防止・商品理解・会員登録・購買促進など CVR を改善することができる。同社では送客率 60%、CVR 30%の実績があり、対話体験が顧客のエンゲージメント向上・態度変容に有効であると考えている。
(3)企業キャラクター・IP・タレント自身とエンドユーザーやファンの関係構築・ブランディングができる。
継続した対話や接点の確保により、企業キャラクターと顧客との関係構築が行える。それによってキャラクター自体や企業ブランドの向上を実現することができ、長く愛されるブランド構築に貢献できるキャラクターへと成長していく。

今後は更なる対話品質の向上とともに、音声合成、AR、機能などの実装を進めている。引き続き、同社の「システムと人間の共生を実現、普及し、人類の機能を拡張する。」というミッションを追求していくという。

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