NTTSportictとテレビ金沢、「AIソリューションを活用したスポーツ映像配信に関する共同事業」の協定締結

NTTSportictとテレビ金沢は12日、「AIソリューションを活⽤したスポーツ映像配信に関する共同事業」の協定を締結したと発表した。

本事業ではNTTSportictが提供するAIスポーツ映像ソリューション「STADIUMTUBE」Proシリーズを⽤いて地域のスポーツの試合を撮影し、テレビ金沢で提供する配信サイトやスマートフォンアプリ「テレ金ちゃんアプリ」でのコンテンツ配信を行う。

直近では1月15日、16日に実施される「2021年度第39回石川県少年フットサル大会（U-12）」の一部試合の配信を特設Webページで予定している。また今後はサッカー、ハンドボール、バレーボールを中心に試合の配信を検討しているという。

テレビ金沢では2020年12月に導入された「テレ金ちゃんアプリ」リリースを皮切りに、従来の地上波放送に加えWebやアプリを使ったクロスメディアの視聴者体験の創出に取り組んできた。

特にスポーツ分野に関しては2021年6月に「第34回全国小学生ハンドボール大会石川県予選会」、同年7月には「石川県ユースサッカーフェスティバル2021 和倉ユースサッカー大会」のLIVE配信を実施した。

上記の配信に取り組む中で、よりコストを削減しながら本格的なスポーツ撮影配信を可能にする手段として、NTTSportictが提供するAIスポーツ映像ソリューション「STADIUM TUBE」の機能に着目した。

またNTTSportictの掲げる「スポーツを通して笑顔と感動を⽣み、地域社会の発展に寄与する」という理念に共感し、共同事業協定を締結しサービスを導入した。

今後は双方のケイパビリティを活かしながら地元スポーツの映像配信を通じ、視聴者に楽しんでもらえるコンテンツ提供、また地元企業とも連携した地域発展を目指していくとしている。

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