AI開発と旅行業界向けITソリューションを展開するtripla(トリプラ)は17日、同社が開発・提供する多言語AIサービス「tripla AIチャットボット」が、ストランザが提供する歯科医院専用のクラウド型業務支援システム「Apotool & Box for Dentist」(アポツール」)と、2021年12月からシステム連携を開始したと発表した。
この連携により、歯科医院のHPやアプリ上で、医院と患者が気軽に連絡を取り合える環境を実現し、DXによる歯科業界の環境改善に貢献するという。
「アポツール」は歯科専用に開発された業務管理システムで、「予約管理」「患者管理」「メッセージ送信」「患者コミュニケーション」の機能を備え、全国1500以上の歯科医院で利用されている。
「tripla AI チャットボット」が「アポツール」と連携することで、ストランザが提供する診察券アプリ「私の歯医者さん」上で、今まではメールで行っていたやりとりにチャットが加わり、患者と歯科医院がリアルタイムで気軽に連絡をとりあえる環境ができた。これにより、緊急を要するか等、患者の状態をチャット上で即時確認することができるようになる。
また、多言語対応(日本語・英語・韓国語・中国繁素体・中国簡素体)の高性能AIが搭載されている「tripla AI チャットボット」を、歯科医院のHPに設置することで、歯科医院に関する基本情報をAIがリアルタイムで回答し、問い合わせをする人の待たされるストレスや面倒な情報検索を軽減する。また、電話対応やメール等による煩雑な業務が改善され、歯科医院で働く人たちの負担の軽減、業務効率化が期待できる。その結果、患者に向き合う業務に時間を多く使うことができ、患者満足度の向上や新規患者数の向上に繋がるという。