JDLA研究会「AIガバナンスとその評価」では、AIサービスのガバナンスを考える際、個々の組織内にとどまるのではなく、外部環境や評価機関とのつながりを踏まえた検討が必要という問題意識から、「AIガバナンス・エコシステム」を提言し、その概念の具体化へ向けた検討を行っている。
2020年夏から活動を開始した本研究会は28日、2年目(第Ⅱ期)の検討をまとめた報告書『AIガバナンス・エコシステム -AIは誰が管理・評価するのか-』を公開した。
報告書では、「AIガバナンス・エコシステム」を構成する関連機関やアクターについて、1年目の検討をさらに精査し、「AIガバナンス・エコシステム(第Ⅱ期バージョン)」を紹介している。
また、具体的なケースをあてはめた検討として、HR(Human Resources)領域のAIサービスを取り上げ、重要と考えられる機能や役割、アクター間の連携等について整理している。
『AIガバナンス・エコシステム -AIは誰が管理・評価するのか-』(PDF形式)
『AI Governance Ecosystem – Who Manages and Evaluates AI -』[英語版](PDF形式)