経理DXを推進するTOKIUM(トキウム)は16日、TOKIUMインボイスの請求書のデータ化にAI-OCRの活用を開始することを発表した。
データ入力する際に、AI-OCRをオペレーターの補助として活用することで、請求書のデータ化速度の向上を図る。また人では見落としやすいミスを軽減する効果も期待している。
TOKIUMは、支払い業務を完全ペーパーレス化する請求書受領クラウド「TOKIUMインボイス」や経費精算クラウド「TOKIUM経費精算」等のサービスを提供し、企業の支出にまつわる業務のDXを支援している。
従来は1枚の請求書に対し、オペレーターのみでデータ化を行っていたが、今後はオペレーターにAI-OCRを加えてデータ化の基盤を強化する。
これにより、データ化の速度が上がり、顧客がよりスピーディーに請求書の確認を行うことができるようになる。さらに、人が見落としやすい入力ミスの軽減を目指す。
なお、従来通り、データ化した値が不一致の場合は、2人目以上のオペレーターによって入力結果が完全一致するまでデータ化するため、精度の向上を図ることができる。
今後は、TOKIUMインボイスだけでなくTOKIUM経費精算やその他サービスでもAI-OCRを活用することも予定しているという。