エッジAI関連事業の企画や開発を手掛けるDeep Visionは11日、工場などの既設の電気・ガス・水道などのメーターを遠隔検針可能にする、後付け型スマートメータリングシステム「OCR式LPWA*1自動検針サービス」を6月から販売開始予定だと発表した。また正式版のリリースに伴い、販売パートナー企業の募集も開始する。
これにより、従来、検針員による毎月の目視検針業務の自動化、作業員が設備の点検・監視業務に費やす時間を短縮し、記録ミスの防止などを実現するという。
「OCR式LPWA自動検針サービス」は、自動検針システムとは検針を自動化し、使用状況をPCやスマホなどで見える化する、公共料金の検針を根本的に変えるシステム。新型コロナウイルスの沈静化後、今後の都市再生に大いに貢献する、新たなソリューションとして注目されているという。
*1:LPWAはLow Power Wide Areaの略で、小電力で長距離通信が可能な通信方式の総称。