ユニバーサルロボット、ダイヘン社の溶接現場向け協業ロボットシステムをUR+認証

ユニバーサルロボット(UR)は3日、ダイヘンが開発・製造する、溶接現場向けに特化した協働ロボットシステム「Welbee Co-R(Welbee Collaborative Robot system)」を、ユニバーサルロボット製協働ロボット(URロボット)の周辺機器プラットフォーム「UR+」製品として認証したと発表した。

セットアップのしやすさ、使いやすさを特長とするWelbee Co-Rは、日本の溶接機メーカーでは初のUR+認証製品となり、2020年8月から販売が開始される。

溶接業界では、人手不足の解消施策としてロボットによる自動化が加速する一方で、中小規模の工場においては、「設置スペースの確保」「ロボット操作のスペシャリスト育成」「安全対策にかかるコスト」などがロボット導入の障壁となっている。これらの課題に対してダイヘンは、「ロボット専用スペース不要」「プログラム作成が容易で誰でも簡単操作」「安全柵が不要で既存ラインに導入可能」など、導入障壁を解消する解決策として、独自の溶接ノウハウを凝縮した「簡単な溶接教示」搭載の溶接現場向け協業ロボットシステム「Welbee Co-R」を開発した。

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URの「Welbee Co-R」製品紹介ページ
ダイヘンの「Welbee Co-R」製品紹介ページ
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ユニバーサルロボット(UR)

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