総合ビルメンテナンスの大成と、アバターロボットの開発を手掛けるMira Roboticsは27日、日通不動産と共に、日本通運本社ビルで警備アバターロボット「ugo TS-P」の実証実験を実施したと発表した。
実証実験は、「ugo TS-P」が受付での立哨警備業務、各フロアの巡回警備業務を行い、概ね無事に終了したという。
日通不動産は不動産のトータルコンサルティング会社でビルマネジメントからビルサポート、警備の施設管理をしている。今回実証実験を行った日本通運本社ビルの警備も日通不動産が担っている。
“ugo”は2本のアームと高さ調整により遠隔で様々な業務を行うことができるアバターロボット。AIによる学習機能で同じ稼働条件下であれば自動モードも可能。従来の単純な遠隔操作ロボットと完全自動化ロボット双方の利点を併せ持つ次世代型アバターロボット。
同社では、Withコロナ時代の到来によって省人化・自動化が一層求められているビルの保守・運営業務に対して、“ugo”を活用したビルメンテナンスサービスを開発している。