都築電気、トヨタのリハビリ支援ロボットに新モデルを提供開始

都築電気は8日、トヨタ自動車のリハビリテーション支援ロボット「ウェルウォークWW-2000」向けに、「クラウド化ソリューションユニット」の提供を開始すると発表した。

このユニットでは、ウェルウォークWW-2000で収集したリハビリデータをクラウド上へ迅速・安全に自動連携することができ、データ利活用の一助となるという。

現在、日本が提唱する新しい社会の姿である「Society5.0 for SDGs」において、ロボット技術は「人手不足の解消」「過重労働からの解放」「生産性の向上」など、社会課題を解決する革新技術の一つとされている。

トヨタ自動車では社会課題解決のため、産業用ロボットの技術を用いたリハビリ支援ロボットの研究を継続的に行っている。リハビリ支援ロボット「ウェルウォーク」には都築電気の「クラウド化ソリューションユニット」が採用されており、ロボットを活用する理学療法士が場所を問わずにリハビリデータを閲覧・編集できる環境構築に寄与していまする。

今回、複数台のリハビリ支援ロボットが設置された環境下においても、データを安全・正確・高速にクラウド環境と連携させられるよう機能向上を行った。同社では、データの保全に対応した本ユニットの新モデル導入を通して、「ウェルウォーク」がより付加価値のあるロボットとなるよう支援を行っているという。

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