
AI特許類似文献評価システム『AI Samurai』を開発・販売するAI Samurai(エーアイサムライ)は1日、特許調査にAIの導入を検討している人に対する情報提供を通じて知財業界のDX化を推進するため、活用事例や知財にまつわるホワイトペーパーを公開する特設ページを開設したと発表した。すでに、『AI Samurai』概要資料や運用資料、過去のセミナー資料や利用者の声などが公開されている。
資料公開ページ『はじめてのAI Samurai』は、これまで『AI Samurai』の利用者に提供していた情報を広く公開する特設ページ。製品の利用ガイドや運用サポート資料だけでなく、開発や販売の過程で明らかになった知財業界の課題や知見を公開する。
現在、あらゆる業種・業界でDX化・AI活用の波が訪れ、知的財産の業界でも特許調査や商標登録にAIを利用したさまざまなサービスが生まれている。しかし、サービスを利用するなかで生まれた副次的な応用方法や新たな課題など、実践を通じて明らかになった専門知識が集約されている場所がないのも事実だという。
このため、知財業務に当たる現場担当者がAIによるサービスの導入を検討していても、効率的に全体像を把握することが難しく、導入の妨げとなっている現状があるというす。
そこで、AI特許類似文献評価システム『AI Samurai』の開発・提供を通じてDX化・AI活用に対する業界の動きや情報に日々触れている同社が、事業を進める過程で明らかになった課題や知見を公開し、それらの情報を一箇所に集約することによって、知財担当者がAI導入を検討する際の一助となることを目的としている。また、知財業務のAI活用を促すことによって、知財業界のさらなる活性化を目指すという。