エルピクセル、AIを活用した「小児白血病診断支援システム」の共同研究を開始

エルピクセルは31日、国立成育医療研究センターと、AI(人工知能)を活用した小児白血病診断支援システムの共同研究を開始したと発表した。

本研究では、国立成育医療研究センターや他の共同研究施設が臨床研究などを通じて収集した診断情報を元に、エルピクセルが医療AI・創薬AI開発で培ってきた技術を活用し、小児白血病の診断支援システムの構築を目指す。本診断支援システムは、小児白血病の診断に用いられる骨髄塗抹標本検査において、目視では捉えきれなかった血液細胞の特徴をとらえ、より正確な診断や治療反応性の評価を可能にすることで、白血病の治癒率向上と再発率低下への寄与を目指すという。

血液がんである小児白血病は、小児期に発症するがんとしては最多で、1年間におよそ700-800人が発症する。近年、小児白血病は、治療薬(化学療法)や治療法(層別化治療)の発展により、5年生存率が8割を超えるなど治療成績が向上しているという。こうした一方で、治癒率には未だ改善の余地がある上、長期的な合併症(晩期合併症)を軽減することの重要性も注目されている。

このため、白血病の分類と治療反応をより正確に評価し、それぞれの患者に最適な治療法を選択することが重要だという。

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