「ロボットを用いた無人カフェの営業の実証」厚労大臣および経産大臣から認定

New Innovationsは3日、『ロボットを用いた無人カフェの営業の実証(AIロボット×無人化×飲食業)』に関する新技術等実証制度(「規制のサンドボックス制度」)が、厚生労働大臣、経済産業大臣から認定されたと発表した。「規制のサンドボックス制度」において、食品衛生法分野における飲食店営業の無人店舗に関する実証計画を主務大臣が認定するのは、これが初めてだという。

「root C」はアプリから注文すると、指定時刻にスペシャルティコーヒーをロッカーから受取できるサービス。「root C」はコーヒー需要を事前に予測して抽出を開始するので、 ユーザーは「root C」の前で待つことなく、上質なコーヒーを受け取ることができる。

この実証計画では、食品衛生責任者又は従事者が常駐していない場合であっても、「Robotics×無人店舗×コーヒー」をコンセプトにしたAIカフェロボット「root C(ルートシー)」の品質管理機能による常時の管理、遠隔からの監視及び定期的な人の手による清掃等のメンテナンスの体制が確保されていれば、食品衛生法に基づく必要な衛生管理が確保でき、飲食店営業・喫茶店営業の無人店舗として、食品衛生法の保護法益が損なわれないことを確認する。

生産性向上特別措置法(2018年6月6日施行)に基づき、新しい技術やビジネスモデルを用いた事業活動を促進するため、「新技術等実証制度」(いわゆる「規制のサンドボックス制度」)が創設された。本制度は、参加者や期間を限定すること等により、既存の規制の適用を受けることなく、新しい技術等の実証を行うことができる環境を整えることで、迅速な実証を可能とするとともに、実証で得られた情報・資料を活用できるようにして、規制改革を推進する制度。

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「root C」
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