パレットクラウド、入居者管理システムにChatGPTを利用した機能「AI回答作成サポート(β版)」リリース
パレットクラウドは26日、賃貸管理会社向けの⼊居者管理システム「パレット管理」に追加するChatGPTを利用した機能「AI回答作成サポート(β版)」をリリースした。
正式版のリリースは2023年秋を目指しております。当機能により、管理会社の問合せ対応時間の削減とサービス品質向上を支援する。
賃貸管理会社が入居者からの問い合わせに対応する時間は全業務の80%近く(図1)を占めており、業務の大きな負担になっている。また、クレームなど問合せの内容によっては問合せ担当者の業務ストレスになるという現状が少なからずあり、同社はこのような問題を解決するため、2020年からAIの開発を続けてきた。
「AI回答作成サポート(β版)」機能は、入居者からきた問合せに対して、担当者が回答の要点をまとめてAI回答作成サポートボタンを押すと、AIが回答の要点を汲み取り、人が書くような自然な言葉遣いで文章を作成してくれる。(図2)
AIが作成した回答内容をそのまま送信するだけでなく、担当者が内容を自由に編集することも可能。この機能を活用することで、管理会社は問合せ対応業務の工数削減と担当者の業務ストレス軽減が図れる。
今後も同社はAIを活用することで様々な業務効率化を支援しいく。「ChatGPT」との連携についても、さらなる改善を計画しているという。