NSGグループの新潟人工知能研究所は4日、新潟地域の生産性向上と地域創生に寄与していくため、これまでのAI開発のノウハウを活かし、生成AIの社内導入支援、生成AIを活用した事業化支援などのサービス提供を開始すると発表した。
新潟人工知能研究所は、新潟県起業支援センターと共同で、2000件以上の起業相談ノウハウを活用し、「起業相談AIチャットボット」のサービスを開発した。このサービスは、起業を希望する人々からの様々な質問に24時間自動で応答することが可能。その他、最新のAI技術を駆使することで、様々な業界の課題解決に取り組んでいる。これらのノウハウを活かし、生成AIの社内導入支援や事業化支援のサービスを提供することで、業務効率の向上、コスト削減、新たな事業の創出などを支援する。
【サービス】
・社内導入支援
生成AIの社内導入に必要な環境構築、仮説検証、コストおよびセキュリティリスク対策など、構想から実装、運用に至るまでの多様な課題の解決を支援するサービス。生成AIを導入する際には、仮説を検証するための実証実験の実施や、その結果に基づく導入計画の策定が重要となる。さらに、生成AIを適切に運用するためには、データ漏洩などのセキュリティリスクに対する対策が必須となる。これらの課題解決をサポートし、生成AIの社内導入を支援する。
・事業化支援
生成AIを活用した事業化支援は、新たな事業の創出から既存ビジネスの拡大まで、ビジネスの可能性を飛躍的に広げるサービス。生成AIを活用することにより、マーケティングコンテンツの自動作成、大規模データの迅速な分析、そして24時間対応可能なAIチャットボットとしての活用など、幅広い領域に活用できる。また、市場のトレンド予測や顧客行動分析をすることもでき、ビジネスの効率化やイノベーションの推進に貢献する。