AIとIoTを活用してあらゆる空き情報を配信するスタートアップ、バカンと東京都豊島区は、災害発生時における避難所の混雑情報配信に関する協定を11日12日に締結する。
現在対象となる区内の避難所は計35カ所で、配信はバカンが提供するリアルタイム空き情報配信プラットフォーム「VACAN」を通じて行われ、インターネット上で確認ができる。なお、VACANの導入は今回が東京都23区で初となる。
VACANには、マップ上で近くの施設等の空き・混雑状況を一覧できる「VACAN Maps」という機能があり、避難する人はこのVACAN MapsにPCやスマートフォン等でアクセスすることで、各避難所の位置や混み具合を確認することができる。混み具合の情報は、各避難所の職員がインターネット上の管理画面から操作することで更新。表示は、「空いています」「やや混雑」「混雑」「満」の4段階。