AIを活用した旅行サービス『AVA Travel(アバトラベル)』(運営:AVA Intelligence)は7日、広島県を舞台としたアクセラレーションプログラム、ひろしまサンドボックス「D-EGGS PROJECT」での実証開発を経て、この度正式版をリリースしたと発表した。また新たに『AVA Travel』の旅行提案機能(レコメンドエンジン)をAPIとして提供する事業にも挑戦する。
『AVA Travel』は、ユーザーの希望や条件をもとにAI(人工知能)が適した旅行情報を提案するサービス。
2019年8月にローンチしたβ版では、海外における約100都市からユーザーに合わせた旅行先の提案を行っていた。しかしながら新型コロナウイルスの影響もあり、国内旅行先の提案へも対応。現在は国内外合わせ約400の旅行先から好みに合わせて提案を行う。
2021年4月に採択された、広島県を舞台としたアクセラレーションプログラム、ひろしまサンドボックス「D-EGGS PROJECT」にて実証開発を行い、今回リリースした正式版では、現地での具体的な観光スポット・ホテル・体験・レストランまでユーザーごとにおすすめ順で提案することが可能となった。
特に広島県尾道市周辺の観光情報は、現地の人のみぞ知るようなディープな情報も提案されるようになっており、自力で探していては出会いにくい、新たな発見を提供するという。